私は2015年から、いびきの録音を続けています。
毎日ではありません。
記録していない期間もあります。
それでも気がつけば11年。
振り返ると、私が試してきたのは単なる「いびき対策」ではなく、11年間にわたる実験だったのかもしれません。
そして、その中で強く感じるようになったことがあります。
それは、
「1日だけの検証結果はあまり信じていない」
ということです。
よく見かける「改善しました!」というレビュー
いびき対策グッズのレビュー記事を読むと、
「対策前のスコアは60」
「対策後のスコアは20」
「改善しました!」
という、いびきラボの画像付きの内容をよく見かけます。
もちろん、その日は本当に改善したのかもしれません。
しかし私はいつも思います。
“それは翌日も続いたのでしょうか?”
“1週間後はどうだったのでしょうか?”
“1か月後も使っていたのでしょうか?”
と。
11年間録音してわかったこと
長く録音を続けていると分かるのですが、いびきは意外なほど変動します。
昨日は静かだったのに今日はうるさい。
同じように寝たつもりなのに結果が違う。
そんなことは珍しくありません。
だから私は、
一晩だけスコアが改善したとしても、
それだけで「この対策は効く」と判断することはできないと思っています。
本当に知りたいのは「効いた」ではなく「再現する」こと
録音を始めた頃の私は、良い結果が出ると素直に喜んでいました。
「これは効いたかもしれない!」
そう思うことも何度もありました。
しかし、その後も記録を続けていると、同じ方法なのに違う結果になることがあります。
その経験を何度も繰り返してきました。
だから今の私は、
一度効いたことよりも、何度試しても同じ結果になることを重視しています。
再現性のある結果こそ、本当に価値のある結果だと思うからです。
効果と同じくらい大切なのは「続けられること」
最近の「いび記」シリーズでは、さまざまな対策について書いてきました。
しかし振り返ってみると、
私が知りたかったのは、
「効くかどうか」
だけではありませんでした。
「続けられるかどうか」
も同じくらい重要でした。
どんなに効果がありそうでも、
面倒だったり、
違和感があったり、
睡眠そのものが快適でなくなったりすると、
結局続きません。
一晩の成功よりも、
何週間、何か月と続けられる方がはるかに価値があります。
だから最近は結果を見る視点が変わりました
以前の私は、
録音結果が良くなることばかり見ていました。
しかし11年間記録してきた今は違います。
今見るのは、
- 良い結果が続くか
- 無理なく続けられるか
- 数か月後も実践しているか
です。
一晩だけ良かった方法より、
半年後も続いている方法の方を信頼しています。
「いび記㉙〜㉜」を振り返って思うこと
最近公開した「いび記㉙〜㉜」では、いくつかの対策を実際に試してきました。
それぞれ結果も違えば、使い心地も違いました。
しかし今振り返ると、
それらの記事で本当に見ていただきたいのは、
一晩ごとのスコアではありません。
その対策を続けたくなったのか。
途中でやめたのか。
今も継続しているのか。
実はそこにこそ価値があると思っています。
もしまだ読まれていない方は、ぜひ「いび記㉙〜㉜」もあわせてご覧ください。
いび記㉚ マウステープでいびきは改善したのか?|録音データで検証した結果
いび記㉛ 横向き寝でいびきは改善したのか?|録音データで検証した結果
いび記㉜ マウスピースでいびきは改善したのか?|録音データで検証した結果
おわりに
11年間いびきを録音してきて思うのは、
いびき対策で難しいのは改善することではなく、
本当に効果があったと確認することです。
そしてもうひとつ、
続けられる対策を見つけることでもあります。
だから私は、
「一晩で改善しました」
という言葉よりも、
「今も続けています」
という言葉を信頼します。
これからも録音を続けながら、焦らず検証していこうと思います。

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