はじめに
いびきの記録を取り始める前、そして記録を始めてしばらくの間も、
自分ではずっとこう思っていました。
「これは、ただのいびきだろう」
医療的な意味では「単純いびき症」という言い方がありますが、
当時の自分はそんな言葉を知らなくても、
感覚としては同じように捉えていたと思います。
今回は、
なぜそう思えたのか、そして今振り返ってどう見えるのか
について整理してみます。
「特に問題がない状態」
振り返ってみると、
当時の自分は、いびきをこう捉えていました。
- 音は大きいかもしれないけれど、眠れている気がする
- 朝起きたときに強い疲労感はない
- 日中に強い眠気もない
- 生活に大きな支障は感じていない
つまり、
「困っていないから深刻ではない」
という判断でした。
今思えばシンプルですが、
当時としてはとても自然な感覚だったと思います。
自分なりに振り返ると、
「単純ないびきだ」と思えた理由はいくつかあります。
① 明確な異常を感じる場面がなかった
- 呼吸が止まっていると言われたことがない
- 夜中に苦しくて目が覚めることがない
- 息が詰まる感じもない
こうした「分かりやすい異常」がなかったことが大きかったです。
② いびきに波があるように感じていた
- 疲れている日はひどい
- 鼻が詰まっている日はうるさい
- 逆に静かな日もある
この「変動」があったことで、
「一時的なものだろう」
と考えやすかったのだと思います。
③ 周囲の情報も曖昧だった
当時は、いびきに関する情報も断片的で、
- 「いびきはよくあること」
- 「疲れていれば誰でもかく」
- 「大きくても問題ない場合もある」
という印象を持っていました。
そのため、
自分のいびきが特別なものだと思う理由がなかった
というのも正直なところです。
見ているポイントが違っていた?
いびきラボのデータを長期で見返したとき、
当時との違いとして感じたのは、
「見ているポイント」そのものが違っていたという点でした。
当時の自分は、
- その日の体調
- 寝た感覚
- なんとなくの印象
で判断していました。
一方、今は
- 数値の変化
- 継続しているかどうか
- 一晩の中での出方
といった、少し違う視点で見ています。
ここは大事にしたい部分です。
今の視点で見ると、
気づけるポイントはいくつもあります。
それでも、
当時の判断が間違っていたとは思っていません。
- 情報が多くなかった
- 自覚症状が弱かった
- 日常生活に支障がなかった
そうした条件が揃っていれば、
同じように判断する人は多いはずです。
「単純いびきだと思う感覚」は自然なものだと思う
今でも、いびきは
- 単純ないびき
- 境界的な状態
- 睡眠時無呼吸症候群
といったグラデーションの中にあるものだと感じています。
だからこそ、
「自分はただのいびきだと思う」
という感覚自体は、
決して特別なものではありません。
このブログでやりたいこと
このブログでは、
- どこまでが「様子見」でいいのか
- どこから「気にしたほうがいい」と感じたのか
- 実際に何を基準に判断してきたのか
を、あくまで個人の体験として整理していこうと思っています。
おわりに
当時は「ただのいびきだろう」と思っていたことも、
今振り返ると、見え方が少し変わってきています。
ただしそれは、
間違いだったというより、
見るための材料が増えたから
だと感じています。
次回は、
そうした「材料」の一つである、いびきラボの数値や波形を、
自分がどう見ているのかについて書いてみようと思います。
※補足
本記事は私個人の体験をもとにした内容であり、医学的な診断や治療を行うものではありません。気になる症状がある場合は、医療機関での相談をおすすめします。

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